日本人留学生が陥りやすい状況

こんばんは。


みんな留学に来る人たちはキラキラな海外生活、イケメン・美女の友達と楽しい週末
英語を使ってバリバリ働く!と夢を抱いてきますよね?少なくとも私はそうでした(笑)


今回は現在海外生活2年目なわたしが見てきた日本人留学生の実態について書いてみたいと思います。



まず初めに、みんな留学すれば英語力は上がると信じて疑わないと思いますが
留学したからと言って英語力は上がりません。
むしろ留学したということで箔だけついてしまい、周りからの期待と自分の実力の差
そして見栄と戦っている人は少なくないはずです。


よっぽどマニアックなところを選ばない限り日本人が来るところには
日本人がたくさんいます。そして日本人の習性として群れたがりますよね。
何も知らずに海外に出てきて不安だし。情報共有したいし。仲間が欲しい。
これはもはや国民性で、わたしは悪いと思いません。
そう考えてしまうのって不可抗力ですよね。


でも、とゆうか、だから上がらないのです。


典型的な日本人の残念な実態としては
語学学校に入学→英語が話せないので入学式でとりあえず日本人と友達になる
→お昼は日本人の友達とランチを食べて、放課後も日本人と学校周辺を散策
→週末は日本人の友達と観光→あっという間に帰国。こんな感じ。
クラスでは外国人の友達も出来るし、たまには皆でビーチでバーベキューもするけど
でもやっぱり言葉も文化も違う人たちとずっと一緒にいるのは疲れますもんね


バイトもありきたりな日本食レストランでなんて働かない!と強い志を持って探しても
やっぱり一番大事なのは英語力、経験です。
経験があれば英語力が劣っていても戦力として雇ってもらえる場合が多いですが
特にこれと言って活かせる経験もなければ英語力もない。。
そんな人は山ほど募集が出ている日本食レストランで働くことになります。


最低賃金以下の時給で長時間労働、しかも同僚も日本人なんて思ってたのと違う!
そう思っても現実は甘くないんですよね。


学校にいる日本人の95%は日本食レストランで働いていると言っても過言ではないと思います。


お金に余裕もなくなってきて、特にシドニーは物価も高いし。。
生きるためには働かなくちゃいけない。
ローカル企業で働きたいけど、そんな悠長に仕事を探してる時間はないから
とりあえず今は日本食レストランで働こう。。


ってことで職探しをして私の経験上ジャパレスなら3件は決まります(笑)


とりあえずジャパレス、のはずが勉強も忙しいし友達も増えてきたし
仕事も慣れてきて職場の人とも仲良くなってきちゃったし辞めにくい、
しかも就職活動って正直ストレスですよね。
そうやって言い訳して嫌なことから逃げてわたしは一年目はジャパレスで過ごしました。


振り返って見ても胸を張れた1年目ではないですが、
そんな失敗があったからこそ2年目の今はローカル企業で
多国籍な職場でオーストラリア人の上司から仕事を教えてもらい
ヨーロッパ、南米、アジアと世界中の人たちとやりとりをして仕事をしています。
週末には外国人の友達とビーチで過ごしたりオーストラリアらしいアウトドアな生活を
楽しむ毎日で本当に幸せです。


別の機会で、後悔しない海外生活のためにわたしなりに心がけたことだったり
挑戦、努力したことについても書きたいなー


これから留学しようとしているひとにはショッキングな内容だったかもしれませんが
これが実態です。
でも意識だったり努力次第で全く違うものにもできるし、こうはなりたくないなー
っていう悪い見本として捉えてもらえたら良いと思います。


それでは今回はこのへんで!